幸福
義務感は、仕事においては有用であるが、人間関係ではおぞましいものである。人びとの望みは、人に好かれることであって、忍耐とあきらめをもって我慢してもらうことではない。たくさんの人びとを自発的に、努力しないで好きになれることは、あるいは個人の幸福のあらゆる源のうちで最大のものであるかもしれない。
『ラッセル 幸福論』(ラッセル)
(『一日一文 – 英知の言葉』2月2日分)
ラッセルはイギリスの数学者、哲学者、評論家。あの有名な『数学の諸原理』 Principles of Mathematica、『プリンキピア・マテマティカ』 Principia Mathematica(ホワイトヘッドとの共著)を著した人物で、のちの論理学に多大な影響を与えた。個人の尊厳擁護や平和活動にも貢献した。50年ノーベル文学賞受賞。
何にせよ、人を信じられるのは幸福以外のなにものでもありません。
