『死刑』 (リリー・フランキー)
先日リリー・フランキーという人の『ボロボロになった人へ』という本を買った。半分はジャケ買いで、カバーデザインがすごくきれいだなと思ったのが理由だ。というのも、実はこのカバーデザインをデザインしたのもリリー・フランキーという人なのだ。カバーそでの部分にリリー・フランキーの紹介があって、そこにムサビ(武蔵野美術大学)出身と書いてあるのを見てきっとそうなんじゃないかな、と思っていたが、後で確認してみたらやっぱりそうだった。彼はイラストレーターやデザイナーとしても活動しているらしい。
ただ、正直読んでみると、あまりよくない。巷間ではもてはやされているのかもしれないが(裏表紙に「天才」などとも書かれているので)、正直すごく凡庸だな、と思った。表現もそんなにうまくないし、中身もない。主張したいことが表現できていないし、そもそも主張したいことがなんなのかも分からない。あるいは分からなくもないが、その主張したいことがそもそも主張するだけ熟考されたものでなかったりと、とにかくそういった印象ばかり受けた。
だが、まあ、その中でいくつか気づかされたこともあったのでそれについて書きたいと思う。
(以下加筆予定)
