本の館
ここでは僕が読んだ本やおすすめの書籍を紹介したいと思います。あ、評価はそこまで厳密ではありません。あくまで目安です。
読んでも載せていない本もあります(全部は覚えていないので)。
読んだ本
2010
“Dr Jekyll and Mr Hyde”(OXFORD BOOKWORMS) by Robert Louis Stevenson (2010/1)
『典子の生きかた』★★★★☆(2010/2)
ただある典型(例)を示しただけだから星4つにしたけど、気持ちとしては星5つにしたい気分。(あと一般人向けではないことも減点の理由)本当にこの典子の考え方とか、人に対する捉え方、意識の流れなどはすごい。傍線を引いて、考えさせられる部分がたくさんある。記事
『14歳からの社会学』★★★★★(2010/3)
『パラレルワールド・ラブストーリー』★★★☆☆(2010/4)
『<性>と日本語』★★★★★(2010/5)
『反貧困』★★★☆☆(2010/5)
『子どもが育つ条件』★★★★☆(2010/6)
2009
『デセプション・ポイント(上)』(ダン・ブラウン)
『孤高の人』(新田次郎)(2009/5)
『ボロボロになった人へ』(リリー・フランキー)(大麻農家の花嫁/死刑/ねぎぼうず/おさびし島)
“Lorna Doone”(OXFORD BOOKWORMS) by R. D. Blackmore (2009/11)
2007
『二百十日・野分』(漱石)(二百十日/野分)
『文鳥・夢十夜』(漱石)(文鳥/夢十夜/)
文鳥
正直言うとあんまりおもしろくない(笑)。最後の、「午後三重吉から返事が来た。文鳥は可哀想なことを致しましたとあるばかりで家人(うちのもの)が悪い とも残酷だとも一向書いていなかった」という文に先立たれる漱石の罪業と悔恨の意識が、日常的な罪の意識(=原罪的なもの)を暗示するというところくらい しか、はっとする場面はないと思う。
夢十夜:異様な雰囲気の漂う、漱石の作品の中でも希有な作品。
『海辺のカフカ』(村上春樹)
『この世からきれいに消えたい』(宮台真司、藤井 誠二)
僕が宮台をはじめて知った本。僕にとっては非常にいろいろな意味で大きなウェイトを持つ。
『刺青・秘密』(潤一郎)(刺繍/少年/幇間/秘密/異端者の悲しみ2008/二人の稚児2008/母を恋いうる記2008)
刺青
肌を刺されてもだえる人の姿にいいしれぬ愉悦を感じる刺青師(ほりものし)清吉が、宿願である究極の美を体現せしめんと、十六、七にして端麗さの中に妖艶 さを隠し持つ光輝ある女の肌に大蜘蛛を彫る。累々たる男の屍骸(むくろ)を肥料に妖艶さを増し、瞳から溢れでて抑えられぬ歓喜の色を放つ「肥料」という画 題の画幅に描かれた女の如き妖艶さを手に入れたとき、真先に肥料になっていたのは清吉であった。この時すでに作者独自の美の世界──悪魔主義──が見え隠 れする谷崎潤一郎の処女作。
少年
少年の恍惚とした世界観とマゾヒズム的な世界との融合は読んでいて本当にくらくらする。いつの間にか光子と立場が逆になっていじめられているというマゾヒ スティックな世界もたまらない、オススメの短篇。
『異邦人』(カミュ)
意志や行動について、人は如何に思想や倫理感に縛られているかを表現し、「不条理の認識」を明確に表した作品。
『罪と罰』(ドストエフスキー)
『口笛吹いて』(重松 清)(口笛吹いて/タンタン/かたつむり疾走/春になれば/グッド・ラック)- 『佐々木の場合』(志賀直哉)
- 『まゆみのマーチ』(重松 清)★☆☆☆☆
- 『卒業』(重松 清)
『三四郎』(漱石)
『用心棒日月抄』(藤沢周平)
『宮沢賢治全集 7』(宮沢賢治)(税務署長の冒険/銀河鉄道の夜)
税務署長の冒険
税務署長が村人たちの濁密を何とか取り締まろうと奮闘する様を実に愉快に描いている作品。最終的には勧善懲悪で税務署長が勝つことになるのだが、その善が 勝つということが重要なのではなく、その事件(かなり物騒な場面もある)のいざこざも、イーハトヴ(岩手県)の風光明媚な自然の景観や靄然たる雲の美しさ の前では実に狭苦しいちまちました些事に過ぎないように思われ、春風駘蕩たるのどかな山の雰囲気が犯人や警察の間に分け隔てなく流れて事件を忘れさせてしまう ような最後の部分も忘れられない。冒頭原稿がなく、題名も「一」章の章題も分からないため「税務署長の冒険」と「一、濁密防止講演会」はこれまでに読み慣 らされてきた仮題である。
銀河鉄道の夜
僕は小さいときから、ア ニメ版や絵 本版、また東京演劇アンサンブルの劇版などをたびたび見ていたので、思い入れもありすっか り知ったつもりになっていたのだけれど、原作を読むのはこれがはじめてだった。賢治独特のおもしろい会話文や世界観、またまったく人工的なにおいのしない 天衣無縫な文体はどれも好きだ。さらに、この原作(小説)の『銀河鉄道の夜』についても「初期型(改稿前)」と「後期型(改稿後)」があって、「宮沢賢治 の死で中断されなければただのお別れ話ではなく決意を胸に帰路につく「初期型」に戻されたに違いない」、と主張する意見などもここにある。『銀河鉄道の夜』は、大略で第一次原稿(下書きと手入れ)から第四次原稿(最終稿)まであり、この「初期型」と「後期型」は第三次から第四次に変わるときのことをいっ ている。
『それから』(漱石)
『NHK知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 夏目漱石──悩む力』(姜尚中)
『悩む力』(姜尚中)
2006
感想および紹介
上の本の中で感想および紹介を書いたものを載せます。
- 『タンタン』(重松 清)
これは割とおもしろかった気がする。 - 『まゆみのマーチ』(重松 清)
これは確かつまらなかったと思う。親の臨終に立ち会うとか立ち会わないとかそんなような話だった気がする。 - 『卒業』(重松 清)
家族・高校生・自殺などについての話。それなりにおもしろかったと思う。
最近借りた本
- 『ABC殺人事件』(アガサ・クリスティー)
- 『パラレルワールド・ラブストーリー』(東野圭吾)
最近買った本
読み終わったら「読んだ本」や「おすすめの書籍」の方に移動します。
- 『カラマーゾフの兄弟』(上)
- 『ペスト』(カミュ)
- 『クオリア入門』(茂木健一郎)
- 『思考の補助線』(茂木健一郎)
- 『モードの迷宮』(鷲田清一)
- 『政治の美学』(田中純)
- 『岩波講座哲学 10 社会/公共性の哲学』(複数人編)
- 『日常・共同体・アイロニー』(宮台真司・仲正昌樹)
- 『図解雑学 社会心理学』(井上隆二・山下富美代)



『坊っちゃん』(漱石)